2022年11月20日 16:43
第8章:「正直者は救われる」時代
第7章までが、意識レベルを上げる自己成長と自己実現に関する内容の説明となっています。お読みくださりありがとうございました。
本章からは、話が難しくなります。
この先、私たちの暮らしはどうなっていくのかを考えてみました。難しい話は苦手という方は、あとがきまで飛ばしていただけたら幸いです。
端的にいえばここ10年~15年は個人の時代がまだまだ続きます。
個人の時代とは、大企業に勤めているとか権威がある(家柄が良い、高学歴)とかよりも、その人が今まで何をしてきたのか、これから何をするのか、どんな人柄なのかという部分が重要になってきている時代です。
ことわざの「虎の威を借りる狐(他人の権威にすがって威張る)」が通じなくなってきました。
今は昔のように根性論のような我慢比べの社会ではなく、心と心のコミュニケーションを中心とした社会となってきました。
このような社会では相手をコントロールすることは難しくなり、心を支配することが難しくなってきます。
つまり、建前はどうであれ誰もが「自分の心を大切にする」という生き方になってきたということです。
それが社会的に認知されたのは2013年のアナと雪の女王の主題歌「Let It GO~ありのままで~」が大流行したことだと考えます。
流行した背景には多くの人が自分を見失っていることに気づき「ありのままの自分」を求めていたのではないかと考えています。
もちろん、哲学的にいうと「ありのままの自分」というのはいません。
しかし、この流行からみてわかることは、多くの人が「自分の在り方」に関心を持つようになってきているということです。
正直者が救われる時代になった
過去20年の間に携帯・パソコンを媒体にインターネットが普及し、世界では不況と災害、疫病が続きました。
これからは物理的な制限を超越した仮想通貨と仮想空間が広がり、必然的に「現実世界とは何か」を考える人が多くなってきます。
この短期的なスパンで、産業革命ほどの大きなパラダイムシフト(人類全体の考え方が変わる)がIT革命により起きています。中世の時代では自然崇拝を超越する科学が生まれました。
現代では科学と物理を超越したネット空間が生まれました。
引用:>わたしらしく自己成長するための17STEP: 人生が180°変わる自己実現の方法
著者:ひで汰