更新:2021/011/12
多少の悩みはある。
満たされているのに心が空っぽな気がする。
それは価値観が変わる兆しです。
「娯楽や他の人とのかかわりに生きる」ことへの価値を捨て、
自分の内面や目に見えないものを大切にする考えに変わりつつあります。
それは、
覚醒が始まったことかもしれません。
“心が空っぽになった”それで良いと思えたら、気持ちは少しでも楽になれるのではないでしょうか。
本記事では
「覚醒」というぼんやりした言葉の輪郭をたどりながら、深く掘り下げたいと思います。
書籍「パワーか、フォースか」の
意識レベルからみた「覚醒」について解説していきます。
精神・魂のエネルギーを意識レベルで表し、意識レベル600から『覚醒』と呼ばれる状態になっていきます。
同じような悩みに至ったのであれば、あなたの意識レベルは600以上の可能性が高いです。
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覚醒は生きる意味を失う
《覚醒とは価値観が変わる》
覚醒とは
1 目を覚ますこと。目が覚めること。「昏睡状態から覚醒する」
2 迷いからさめ、過ちに気づくこと。
引用:goo 辞書
言葉通り解釈すると、覚醒する前とは「まったく違う状態」にあることを説明しています。
これは、スイッチで例えるとON-OFFの状態です。
逆に、白、グレー、黒など色合いにコントラストがある状態を、ボリューム型のスイッチだと考えます。
単一的なON-OFFのスイッチで、「非」覚醒-覚醒の状態に切り替わるため、
今までとは180°異なった価値観になることもあります。
《心が空っぽはエゴの不在》
エゴ(自我)よりも真我が優位になります
心が空っぽになったのは、
エゴ(自我)が居座っていた席を明け渡し始めたということです。
エゴ(自我)といえば、
お金や人間関係に対する執着や思い込みなどがあります。
初めは原動力として必要なエゴですが、
いつかは、原動力なくして『自律的な生き方』に向かう必要があります。
自律的な生き方こそ、真我です。
真我とは、『本当の自分』『神性・仏性』
いまここにあり、あるがままの状態です。
真我が何かはわからなくても、
あなたは、
『エゴ(自我)が居座っていた席はもう空席である』ことに気付きました。
その
空席の状態が実は『真我』かもしれません。
《覚醒の度合い》
覚醒の深さによって状態も変化するとされています。
①目覚め
②至福期
③暗黒期
④空虚期
⑤軸安定期
⑥統合
覚醒の6つのステージ(YouTube)
覚醒した状態とは、
「無心」「Mind」「仏性」「真理」「真実」
「自己」「神」「臨在」「究極」「至高」
引用: ―真実と主観性(覚醒ブックス),p205
覚醒すると通常の世界(物質世界)に対する執着や欲求が失われます。
これまでの
価値観の変化から約半分は「生きる意味」を見失ってしまいます。ほとんどの人が静かな生活や隠居を考えたり、霊的な瞑想を始めたりします。
意識レベルを提唱した精神科医デヴィッド・ホーキンズ氏は
覚醒(意識レベル600)→悟り(意識レベル700~)へ移行すると明確に述べています。
また、覚醒後の人生を以下の言葉で説明しています。
当人がどのようなカルマを持っているかによってその後の運命が決まり、再び世俗に交わることも決断されますが、それが困難であることは確かです。
引用: ―真実と主観性(覚醒ブックス),p206
米精神科医が提唱した意識レベル600の『覚醒』
意識レベルとは意識が持つ力であり、
『意識のエネルギー』です。
意識のエネルギーがどこに向かっているかで、悟りかアセンションに近づいているのか、またはその逆方向に向かっているかが変わります。
意識レベル1~599では大多数の人が含まれており、
レベル600~1000はスピリチュアルな次元の色が濃くなり『覚醒・悟り』や『賢者』の境地にあたります。
数字が高い方に向かうポジティブエネルギーと、低い方に向かうネガティブエネルギーがあります。
「意識」は、その人の考えや行動を形成する強力な力があります。
意識レベルは霊的な心理、あるいは社会的、感情的、知的姿勢、職業能力、目標や関心などについて、どの程度理解を深めているかを表しています。
引用: ―真実と主観性(覚醒ブックス)p208
意識レベルは200と600がエネルギーの境界線となっています。
0~200はネガティブ側でありフォースの領域と呼びます。
201~1000はポジティブ側でパワーの領域と呼びます。
意識レベル200を基準に201以上は人生がポジティブに進む領域となります。200以下ではネガティブに進む領域となります。
同じようにレベル600を境界線とし、スピリチュアルな考えを受け入れられるようになります。
意識レベル600から『覚醒』と云われる段階に入ります。
それぞれの境界には、水が氷に変化するほどの違いがあります。
※意識レベルの開発者:デヴィッド・R・ホーキンズ
意識レベルは、デヴィッド・R・ホーキンズという精神科医によって提唱されました。
20年にも及ぶ、数千人の被験者を対象に何百万回も調査を重ねた結果、意識レベルという概念が開発されました。
【 あわせ読み 】
概要:意識レベル(魂・精神の成長度、0~1000)を具体的に説明します。意識レベルを上げる最初の目標は意識レベル540と600(救済と覚醒)の段階です。「私は誰なのか?」を問い続けるということが重要になります。
記事:リンク↓↓
〈
あなたの意識レベルは?魂レベルを上げる方法〉
覚醒(意識レベル600以上)の特徴
《エネルギーの大きさ》
意識レベルのエネルギーの大きさは、意識レベル600の1人の人と、1000万人の意識レベル200以下の人とエネルギーが釣り合います。
参考:
―真実と主観性(覚醒ブックス)p357
※エネルギーのバランス:1人(意識レベル600) 対 1000万人(意識レベル200以下)のエネルギーの大きさは同じ
《意識レベル600の状態》
意識レベル600以上は、覚醒、自己実現、超越、神意識の状態に関係しています。
〇覚醒とは、一切の自我の消滅を意味しています。
自らの本性が「自己」の光であり、それが内側から気付きとして、そして新鋭な自明の「真実」としてわき起こってくることを認識し、悟ることを意味しています。
p.438 20章:観点
〇意識レベル600以上、とりわけ1000を超えると、完全に自我から自由になり、自我を、動物的本能を超越しようとする人類の未解決の問題とみるようになります。
p.450 第21章:霊的調査
〇意識レベル600を下回ると、自己は自我として体験されます。しかし600を超えると、自己は「神の愛」の「自己」となります。
p.452 第21章:霊的調査
引用元: ―真実と主観性(覚醒ブックス)
・主観と客観の区別がなくなる
・物理的な体験から、形なきものの意識体験へと変化する
・気づきは理屈では説明できないため、思考することをやめる
・自発的な対立を超越
・認識するものと認識されることは分離や対立を表しており、同様に超越される
・時間の概念“過去”、“今”、“未来”も超越される
・場所的な制限や2元性もなくなり、分離という幻覚が消えてなくなる
《非-二元性》
歴史の中の人をみても、600レベル以上の意識に達したすべての人間が非-二元性を述べています。
※二元論とは:善と悪、要素としては精神と物体など。(引用:ウィペディア,二元論より)
二つに分ける考え方を指しており、非二元性とはものごとを二つにわけない。
つまり、ものごとをありのままに捉えるということです。
注意:
『 2元性 』 vs 『 非二元性 』
となってしまったら、
結局は2元性(どちらかの考えが良い、vs)になるという本末転倒になります。
《自己実現》
スピリチュアルの「覚醒」と心理学での「自己実現」は似たような意味があります。
いずれもエゴが欲する願いを実現する意味とは異なります。
自己実現とは:
世俗的に用いられる自己実現は「願望実現」「引き寄せ」の意味合いが強いのではないでしょうか。理由は「自己実現」という単語を情報ビジネスやセミナービジネスが乱用した結果だと考えています。
覚醒後は停滞するか使命感から活動する
《隠居する覚醒者》
意識レベルがどんどん高くなると、
個人の成長したいという欲求はなくなります。
理由は、
隠居です。
表舞台には立たずに裏方に回ったり、陰ながら支える役になるのも特徴です。
覚醒者(意識レベル600以上)の大半は、望んで停滞・とどまる傾向にあります。
一部は、後継者の育成に努めますが、
覚醒の体験は言葉での表現は困難なため育成は至難の業になります。
意識レベルの差が大きいいほど、
表現は信じてもらえず、覚醒者側も無理をして理解を促そうとはしません。
再度、引用します。
当人がどのようなカルマを持っているかによってその後の運命が決まり、再び世俗に交わることも決断されますが、それが困難であることは確かです。
引用: ―真実と主観性(覚醒ブックス),p206
《使命に挑む覚醒者》
かたわら、変化を望む覚醒者は自己の使命を持って取り組みます。
・成長するとすれば自己の超越から成長する機会が生れる。
・個人の成長ではなく人類全体の意識の成長に変化していく
・個人の「意識レベル度数」を超えたところに、成長がある。
すべてにおいて現実世界でも重要ですが、
肉体を終えた後に続く霊的な運命においてさらに重要です。意識というものは今生の前より続き、その先も末永く引き継がれるものだからです。略、
人生の唯一の意義は、霊的な真実へと導かれてゆくことであることがわかります。
覚醒した後の注意点
《覚醒後の反対作用》
意識レベルが上昇するごとに、“反対の作用”に直面することが多くなります。
上記のパワーバランスで記しているように、意識レベル600以上の人は、1000万人の負のエネルギーを調和しています。そのため、負のエネルギーからは脅威とみられ、負のエネルギーを刺激してしまいます。
誤解を恐れずに言うと「意識レベル600以上の人は、人類のエネルギー浄化に貢献している」。しかし、代償として人よりも辛いことが多く重なるということです。
《ひとことメッセージ》
「生きる意味」を失ったとしても、意識レベル600以上のあなたは「生きているだけ」で他者貢献しています。
辛いことが多くあると思います。陰ながら頑張っているあなた様のおかげで今日も平和に暮らせています。
生きる意味を見失ったとしても
クラウンチャクラを活性化することで本当の「あなた」のインスピレーションが湧いてきます。
それがクラウンチャクラの役割なのですから。
ご安心くださいませ。
《ネガティブエネルギーに巻き込まれない》
意識レベル600以上は自立したエネルギー(放出するエネルギー)を持っています。しかし、核となる意識レベルが下がることもあります。
意識レベルが下がる要因
・ネガティブエネルギーの誘惑
異性、嗜癖、快楽、興奮などの誘惑。暴力、殺戮、犯罪、戦争、殺人、その他、スリルを得るためのあらゆる行動。
・ネガティブエネルギーの感情面
羨望や憎しみ、嫉妬、復讐心、支配
否定するのではなく
「避ける(回避)」、「近寄らない」ということです。
心理学的には、抑えつけることは『抑圧』となり、いつかははじけてしまいます。
抑えきれない感情を
無理やりにでも抑えつけるくらいならその感情に浸って手放しましょう。
欠乏を抑圧したとしても脱する事にはならず、深層心理の中で抑圧した事象は残り続ける。これらは思考や行動に決定的な影響をおよぼします。完全なる人間 [第2版]:魂のめざすもの,A.H.マズロー,p243
心理学的には過度な抑圧は精神衛生上は良くないようです。
抑圧:自我を脅かす願望や衝動を意識から締め出して意識下に押し留めることであり、意識されないままそれらを保持している状態である。引用:ウィキペディア
ネガティブエネルギーによるチャクラの歪み
《チャクラエネルギーは下位から上位へと乱れる》
・最も強いネガティブエネルギーは
下位のチャクラ(基底部、性、脾臓)に影響を与える
・次に太陽神経叢のチャクラ(欲、獲得、プライド)、ハートチャクラに対して
権力と利益のために「愛」を代償とするように働きかける
・第5チャクラが影響され、虚言やウソのスピーチが多くなり、第6チャクラでは歪んだ知覚と真理が見えなくなりる。
・最終的に
「自我のプライドや利己的な自己愛」が強くなりクラウンエネルギーは弱体化。
覚醒に向けた第7チャクラを活性化させる方法
意識レベル600は第7チャクラ(クラウン)と対応しています。
この第7チャクラ(クラウン)を活性化することで
意識レベル600に到達し覚醒段階に入ります。
《クラウンチャクラの意味》
1.自己実現
2.前世からの課題を解決する
3.生まれ持った使命を知り生きる
「前世を知る」「使命を知る」という常人では難しいことです。
しかし、クラウンチャクラが活性化した効果として
・高次の存在とアクセスできる
・直観力が高まる
があげられます。
そのため、活性化すると必然的にインスピレーションされるということです。
《活性化の方法》
〇まずは
クラウンチャクラより下のチャクラの活性化やケアが重要です。
〇瞑想、睡眠の質を高める
特に、下位のチャクラを活性化させることでクラウンチャクラも自ずと開花します。
意識レベルを上げる方法と「覚醒」までのハートチャクラを活性化させる方法はコチラの記事↓↓
【 あわせ読み 】
概要:意識レベルはポジティブエネルギーとネガティブエネルギーで変化し、少しの意識レベルの上昇でも世界にポジティブエネルギーを波及させます。自己探求を続けられれば意識レベルを上げることができます。
記事:リンク↓↓
〈
【意識レベルを上げる】5つのポイントと第4チャクラ〉
まとめ
・意識レベル600から『覚醒』と云われる段階に入る。
・今までとは180°異なった価値観になる。
・これまでの価値観の変化から約半分は「生きる意味」を見失う。
・意識レベルが上昇するごとに、“反対の作用”に直面することが多くなる。
・クラウンチャクラを活性化させ、本当の「あなた」のインスピレーションを得る。
参考書籍:
デヴィッド・R・ホーキンス/エハン・デラヴィ ナチュラルスピリット 2018年06月
、
デヴィッド・R.ホーキンズ/立花ありみ ナチュラルスピリット 2010年03月
〇備忘録: 意識レベル600以上の優れた芸術や音楽
意識レベルを上げるには、実際に著名人の考え、古典の書物や芸術作品に触れ、体験することをお勧めします。
関連記事→
意識(魂)レベルが上がる読書や映画鑑賞
≪芸術家≫
老子(610)、
ネルソン・マンデラ(600)
700以上
ラメッシ・バルセカール(760)
ガンジー(760)
マザーテレサ(710)
この段階では、私たちが知っている分離や時空の概念はなく、人は単に自分自身の心の内側を経験しているにすぎないのです。
“非-二元性”のレベルでは主観も客観も一つなので、観察はあるが観察者は存在しない。
意識レベル600以上の優れた芸術や音楽
優れた芸術作品や音楽は600~700の間にあり、作品に触れることにより一時的にその意識レベルまで高まり、至福やひらめきを与えてくれます。
また優れた芸術品、音楽、建築では、一時的に人の意識を高いレベルに運び、触れることでインスピレーションと永遠を感じさせます。
《クラシック音楽》
カノン,パッヘルベル(690)
※モーツアルト(540)、バッハ(530)、ベートーベン(510)
《建築》
ノートルダム大聖堂(790)
京都の大仏(780)
アルハンブラ宮殿(720)
神社(650)
※ピラミッド(520)、万里の長城(305)
《芸術家》
レンブラント(700)
※ミケランジェロ(590)、ダヴィンチ(565)、ゴッホ(480)、ピカソ(365)
以上、列挙しました。