初めまして。
ひで汰こと“Hideyoshi
@satci_house”と申します。
別の記事でマルチ商法に引っかかったことがあると書きました。
この記事→〈
年間100冊読書家は波乱万丈でも楽しめる:1日30~70万のビジネスチャンスを捨て沖縄から県外へ〉
実はそれだけではなく、
マインド系ビジネスセミナーでは『自己実現』という言葉に誘われ、
2日間で12万円のセミナーに参加したことがあります(泣)。
【この記事のpoint 】
・自己実現がうたい文句のマインド系セミナーに引っかからないように。
・自己実現とは、誰もが経験する「没頭」
・「没頭」の延長に「成長」がある。
・すべてを含めて自己(あらゆる可能性を持っている)を実現する過程を『自己実現』と呼ぶ。
セミナーに参加した動機は
・成長したい
・成功したい
・独立起業したい
・今の状態から抜け出したい
・お金持ちになりたい、お金持ちになりたい、
おお金…
という気持ちでした。
もちろん、本当に12万円の価値のあるセミナーだったかは不明です。
ひとつ言えることは、
煩悩まみれの動機はビジネス業者にとってはカモです。
皆さんも、ビジネスセミナーや商品商材で夢を叶える「自己実現」「願望実現」などのうたい文句を見たことはありませんか。
そんな、旨い話はありません。
大金はたいて
夢を叶えられる方法が分かれば、みんーな、煩悩まみれの欲を叶えています。
私は、引っ掛かった人ですが…。
---セミナー様子---
講師:幸運が舞い込んで、成りたい自分になるために、みんなで笑いましょう。せーの。
会場:ワッハハハー。
講師:隣の人の顔を見ながら、ワッハハハー。
私:ワッハハハー。
---恥さらし終わり---
《マインドを変えるなら心理学》
独立したいのなら『ビジネスモデルを考える』、『自分の商品を考える』など、具体的な手段と勉強方法があるはずです。
私の体験で言えることは、
マインドを変えるには、その場限りの強制ポジティブセミナーよりも
心理学の方が重要です。
アドラーやマズローの心理学は
生活に根差した実践的な心理学です。
マズローの欲求はビジネス分野でも展開された心理学です。
本を数冊購入し、アドラーとマズローが云いたいことが、
“おおむね”わかれば十分です。
↓良ければ参考にどうぞ(記事下に計7記事リンクあり)↓
〇アルフレッド・アドラー:書籍
「嫌われる勇気」で日本でも有名になった
心理学界のフロイト、ユングに並ぶ第三の巨匠!!
【アドラー心理学】から学べること
〇アブラハム・マズロー:
「マズローの欲求階層説」ではピラミッド構造が有名
実は、マズローはピラミッド構造は提唱していない!!
【マズローの欲求】ゼロからプラスへより良い人生
←インパクトがあるため有名にはなったが、
誤解も多くなったピラミッド型。
《自己実現って何?》
自己実現を簡単にいうと
『我を失うほど没頭』している状態です。
この現象は誰もが、一度は経験したことがあると思います。
つまり没頭とは
集中している状態です。
この自己実現、
もとい、集中している状態を「何度も、何度も」起こせば、すでに『今ありたい自己を実現している』ことになります。
→今、やりたいことを思う存分行っている
好きだからこそ没頭でき、その延長上に『未来のありたい自分』がいるのです。
何でもそうですが、没頭した方が上達は早くなります。
この没頭状態を何度も引き出すことは、すでに『自己実現』状態です。
そして、没頭の連続の結果として『成っている未来』があるのです。
私はガンジーのこの言葉を思い出します。
『明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。』
マハトマ・ガンジー
日本の「実現」という言葉は、思いを現実にする、具現化するようなニュアンスが強くあります。
※実現:計画・期待などが現実のものになること(引用:デジタル大辞典)
勘違いされやすいです。
マズローが提唱する自己実現は、
自然体で、
人が持つあらゆる可能性を体現・表現することです。
恐れや劣等感と向き合い自分の一部となり、継続と変化を通して自己(あらゆる可能性)を実現する過程こそが、
自己実現です。
まとめ:
自己実現の始まりは、誰もが経験する「没頭」であり、その延長に「成長」があります。
これらすべてを含めて自己(あらゆる可能性を持っている)を実現する過程を『自己実現』と呼びます。
ちなみに、マズローは
「主婦」でも、家事に没頭することや食器や料理にこだわりを持って取り組む姿勢も『自己実現』であると述べています。
引用:完全なる人間,p
ガンジーも自己実現者です。
※意識レベルの概念でいうとガンジーは意識レベル760(引用:パワーか、フォースか)、覚醒者であり自己実現者です。
〈
意識レベル700~1000:悟り〉
紹介記事:
マズロー編
1、
【マズローの欲求】ゼロからプラスへより良い人生
2、
【マズローの欲求】心の自立(魂・意識レベルを上げる成長動機)
3、
自己実現へ導く高次の知識欲【マズローの欲求】
アドラー編
1、
【アドラー心理学】から学べること
2、
自己犠牲の原因は承認欲求
3、
【アドラー心理学】課題の分離で他人に振り回されない
4、
【劇薬アドラー心理学】目的論はコンプレックスも否定
また、めんそーれー♪
《参考書籍》
アブラハム・H・マスロー/上田 吉一 誠信書房 1998年09月
エイブラハム・ハロルド・マスロー/小口忠彦 産業能率大学出版部 1987年03月
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