【読書のリターン年収】コストの7~14倍

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【読書のリターン年収】コストの7~14倍


知識人は、『読書は自己投資』であると口にします。


10年以上年間100冊読んできた結果、納得して『自己投資』であることに同意できます。
しかし、私自身これまで
『なにがどう自己投資なのか?』
『読書による最大のリターンは何か?』



など、思うことも多々ありました。


今回は、読書のリターンをお金で考えてみたいと思います。


【 あわせて読みたい 】
【読書のリターン年収】コストの7~14倍概要:読書の効果をまとめています。


記事:リンク↓↓
読書は安価な自己投資・未来投資
多読の効果7選(年100冊読んだ感想と研究データ)



どのくらいのリターンがあるのでしょうか?






読書の自己投資とは?Google検索結果より


【読書のリターン年収】コストの7~14倍



今日は論文からではなく、
『読書 自己投資』のGoogle検索結果の上位10記事を簡単に読んでみました(2021/06/26)。

10件中、以下のカテゴリー(おおざっぱ)に分けてみました。
読書の方法論:4件
書籍紹介:3件
読書のメリット、読書が投資になる理由:3件

意外にも投資からみた読書のリターン(能力的な部分や人生観)を記載している記事が少ないということがわかりました。



疑問としては、
可能性は無限大である“時間”を読書時間に費やしたときの損失はどの程度なのか?

もちろん、この疑問に対しては、回答自体無理な話かもしれません。※神のみぞ知る、ということです。


もし、この問いに答えるならば、ひたすら読書の有益性を挙げたり、効果を高めたり、

その他の行為よりも優れていることを証明しなければならないのではないかと考えます。


今回、別の角度から時間コストを時給(平均年収換算)から割り出してみました。


リターンを効率的に高めるためには、

コストを投資して回収できる利益・回収率を考えていきます。


リターンとは:期待される収益(知恵蔵,リターンより)、戻ること・帰ること
利益(デジタル大辞泉,リターンより)
→読書することによってもたらされる利益ということです。
→目標や目的に対する利益




コストをお金に換算する


【読書のリターン年収】コストの7~14倍




読書に関するコスト(失うもの)は本代、読書する時間となります。


本代は目に見えてわかりますが、時間ではいくらの損失が出ているのかわかりません。

代わりに、簡単に所得から計算してみました。

1時間あたりの所得を1,774円(日本人年収の中央値から換算)と仮定して、
1時間損失した場合は-1,774円ということとします。
参考:厚生労働省,令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況

そうすると、読書を毎日1時間継続すると年間あたり647,500円の損失が出ていることになります。

本代1500円を1週間に1回購入すると年間あたり78,214円かかります

読書に関するコストは年間
合計で725,714円かかることになります。


諸々仮定として話を勧めてきましたが、

毎日読書をすると年間約70万円の損失を出しています。


比較として、学習の為のスクールや習い事の「授業料(月平均8,322円,リクルートよりhttps://www.recruit-mp.co.jp/news/pdf/20170330_01.pdf)およびかかった時間損失(週一回1時間)や交通費」と比較すると…


なんと、読書による学習の方が高い!!笑

まとまった時間が取れて、通うことができるなら、
コスパとしては、学習の為のスクールの方が安い。


以上、仮説としての読書によるコストを説明してきました。


「ローリスクなんて口が裂けても言えない」と思ってしまったら、早合点です。
※リスクについてはまた今度説明します。

《ひとことメッセージ》
私が年間100冊以上読んでいた頃は、一月の本代は3万円くらい使っていました。

今は良き時代で、読み放題なるものがあります。


【 電子書籍読み放題 】
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※ちなみに、Amazonプライムも月500円でキンドル本が読み放題ですが、
正直、Amazonプライムでは読みたい本が少なすぎます。
ほどんどKindle Unlimited(月980円)が対象です。


30000円→980円になったらコストは30分の1。

読書によるリターンはコストの22倍!!



リターンを研究データから算出


【読書のリターン年収】コストの7~14倍



年間コスト(725,714円)がわかりましたので、

次はリターンを考えていきます。

リターンは最低でも、リスクより大きくならなければなりません。


よって、725,714円以上のリターンが返ってくる必要があります。



年間金額分のリターンを出す知恵が無いので…(すみません、時間がなくてあきらめました、追々修正します)

読書と年収の関係性からリターンを考えてみます。

読書を習慣的に読んでいる人の世帯年収は、
世帯年収が高いほど読書量は多い傾向にあるというデータがあります。

引用:1ヶ月に最低3冊以上本を読むのは、世帯年収が「1500万以上」の人が最も多く40.5%、略、0冊と回答したのが一番多かったのは「300~500万未満」の人で28.8%となっています。
※この調査データは世帯(ひとつの家庭)の年収となっています。
引用元:現代人の読書実態調査,財団法人 出版文化産業振興財団,2009



リターンに繋がっているともいえますが、もちろん読書すれば年収が上がるということではありません。
比較するために最大1500万円と仮定します。

※1500万円に到達するかどうかの変動はリスクになります。


【 あわせて読みたい 】
概要:世帯年収が高いと読書量も多い傾向にあります。本を読むから年収が高くなるとは言い切れませんが、頭が良いから読書量が多いのか、読書量が多いから頭が良くなるのか?

記事:リンク↓↓
【世帯年収1500万以上】読書量が平均より18%高い




コストとリターンを比較


【読書のリターン年収】コストの7~14倍



最後にコストとリターンを比較してみると…

日本人の世帯年収の最も多い層が300万~500万未満とした時に、世帯年収が1500万以上と比べれば(差額1000万円)、年間の損失725,714円は小さく感じると考えます。

仮に1日2時間読書をしたとすれば約140万円となります。


年間約70万~140万円の損失で1000万円のリターン(年間の回収率は7倍~14.29倍)があるということになります。


【 あわせて読みたい 】
概要:“読書量が多いと年収(または世帯年収)が高い”は傾向にあるだけ。本をたくさん読めば年収が上がるわけではないが、年収が高い人は本をたくさん読んでいる。要因としては可能性がある。

記事:リンク↓↓
【世帯年収1500万以上】読書量が平均より18%高い



皆さんはどの程度のリターンがあると予想しましたか?


かなりのハイリターンといえるのではないでしょうか。




まとめ


・読書をすることは自己投資と言われていますがお金に換算するとハイリターンとなっていました。
・リターンは7~14倍の可能性があります。


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正直、Amazonプライムでは読みたい本が少なすぎます。
ほどんどKindle Unlimited(月980円)が対象です。


読書しましょ!!勉強になったと思われた方は“ブックマーク”してまた見に来てください。



【 ブログを書いている人 】
はいた~い、意識レベルラボを運営している“ひで汰”です。
【読書のリターン年収】コストの7~14倍このブログは、沖縄出身の読書好きな医療人が書いています。日常的に論文や本を読んでいます。
資格:理学療法士および協会指定の認定理学療法士(全体の7%)、介護支援専門員(ケアマネ)


プロフィール:35才(8才のエルサ、1才の食いしん坊かいじゅうの親です)。モットーは「見聞を広める」こと。
実績と挫折:〈年間100冊読書家は波乱万丈でも楽しめる:1日30~70万のビジネスチャンスを捨て沖縄から県外へ
私の意識レベル:「パワーかフォースか」の意識レベルを測定してみた

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