2021年06月23日18:59

読書は、楽しい!!!
そして、得することが多い!!!
読書しない人にとっては、『何が楽しいのか』理解できないかもしれません。
今回、私が全力で読書の良さと楽しさを伝えたいと思います。
読書家は「なぜ本が好き」なのか?
できるビジネスマンはなぜ本を読むのか?
この2つを徹底分析してみました。
あまり本を読まない人は、本のページを開いてみたくなり、
読書が退屈で仕方ない人は、ためしに本でも読んでみようかな
と思うようになるかもしれません。
せっかく読書をするなら、楽しみながら読書をしたいですよね。
今回は、『なぜ読書がつまらないのか』と『読書のメリット』を紹介していきたいと思います。
このブログは、沖縄出身の読書好きな医療人が書いています。日常的に論文や本を読んでいます。
資格:理学療法士および協会指定の認定理学療法士(全体の7%)、介護支援専門員(ケアマネ)
プロフィール:35才(8才のエルサ、1才の食いしん坊かいじゅうの親です)。モットーは「見聞を広める」こと。
実績と挫折:〈年間100冊読書家は波乱万丈でも楽しめる:1日30~70万のビジネスチャンスを捨て沖縄から県外へ〉
私の意識レベル:「パワーかフォースか」の意識レベルを測定してみた
このブログは読書術や仕事術について皆様の人生やビジネスワークに役立つ内容を発信しています。
〇読書が最高の自己投資になる理由(お金・スキル・ビジネス創造)と安価な理由
〇【情弱をバカにする】こんな本は気を付けろ
〇多読の効果7選(年100冊読んだ感想と研究データ)
※記事の最後にもリンクがあります。
目次

本を読む理由は2種類に集約されるのではないでしょうか。
理由1.本の内容が楽しいから
理由2.本を読むこと自体にメリットを感じているから
細かくしてみると、
・ 新しい物語や知識に触れたい(ワクワク・ハラハラ)
・現実では体験できない事を頭の中で体験することができる
・興味・わくわくする
・面白い
・まめ知識が知れる
・ハラハラする
・新しい感情を味あわせてくれる
などが挙げられます。
映画と同じではないか?と疑問を持たれる方もいると思います。
確かに「本」と「映画」は同じ体験ができると考えます。
しかし、『読書』から得られる感覚は『想像の世界』であり、すべては無限大です。
だんだんと想像の豊かさは広がってきます。
少し長いですが、引用します。
本のページをめくれば、
人の美しさや残酷さ、強さや葛藤、悩みなどが見えてきます。
自分の人生だけでは決して味わうことができない、
豊かな世界が広がっています。

マズローの欲求で第一階層の生存の欲求(衣食住)が満たされると、成長への欲求が現れます。
承認欲求は見かけの成長欲求、承認してもらうために学び成長します。
成長欲求と自己実現は、『自分の為、他人の為』を越えた先に『学ぶこと自体』に楽しみを見いだします。
記事:リンク↓↓
【マズローの欲求】心の自立(魂・意識レベルを上げる成長動機)
自己実現へ導く高次の知識欲【マズローの欲求】

読書による「楽しい」は娯楽やメディアのような強い刺激を得るものではありません。
『楽しい=快楽』であれば、きっと読書は『楽しくない』かもしれません。
読書の楽しさは「本の中身(内容)による」と考えます。
『読書』を行為ではなく、『食事』という行為におきかえると分かりやすくなります。
例えば、「食事という行為」自体に楽しさ=快楽はないと思います(例外はあると思いますが)。
食べるご飯が美味しくて幸せを感じたり、外食してみんなで食べるのが楽しかったり、家族団らんで食べるご飯が楽しかったりします。
味の薄い病院食(健康食)を毎日食べていれば、生きるための食事だったとしても、食欲がなくなるのはすぐに理解できると思います。
行為(すること)が楽しいのではなく、味や環境、誰と食べたかなどが影響しています。
なので、読書という行為が『楽しい=快楽』なのではなく、本の中身にある内容が楽しかったり、興味をひかれたり、周囲の環境が『楽しさ』を生み出すということなのです。
本を読んでいる自分に酔いしれることも、たくさん読んだという達成感(優越感)も、一種の「本を読んで良かった」になると思います。

つまらないには「つまらないの理由」があるはずです。これを理解すれば読書が楽しくなると思います。
読書がつまらない理由①:読んでいる本が自分に合っていない
・文章に問題があったり、面白くなかったりする
・難解のため良くわからない
難解=高尚(上品・深い)というわけではありません。
難しいことをわかりやすく表現する方が難しく、読者への配慮があります。
・著者自身がうまく整理できていない
こういう時は、無理に読む必要はありません。
読書がつまらない理由②:なにを読んでいいかわからない
読書の迷子になっている学生がたくさんいます。
全国の中学生・高校生1239人を対象にした読書に関する調査では、読書しない理由は「読みたい本がない、何を読んでいいかわから」が46.9%となっていました。
(引用:現代人の読書実態調査,財団法人 出版文化産業振興財団,2009より)
約2人に1人は自分にあった本が選べていないことが挙げられます。
自分にあった本とは、読む力と本の難易度がマッチしていることや興味が引かれる内容、本を読む目的に合った本の内容であることが挙げられます。
昔の本と比べると、タイトルや本の帯の内容に購買意欲を掻き立てる工夫がされています。
買ったは良いが読んでみるとあまり興味が惹かれなかったことも多くあります。
また、本の内容が知りたいことと違っていたり、字がビッシリ書いていてつまらなくなることもあります。

読書がつまらない理由③:読書よりも楽しいことがあるから
読書よりも楽しいこと
世の中には、読書よりも楽しいことがいっぱいあると思います。
娯楽やゲーム、スポーツ、音楽、お酒、ギャンブルがあり、挙げればきりがないと思います。
これらは、一歩、間違えると中毒性がある刺激になります。
読書から得られる刺激は、「快楽」よりもどちらかと言えば、刺激が弱く自分から文字を追って情報を得なければ先に進みません。
メディアなどは、何もしなくても一方的に頭の中に情報(快楽刺激)が入ってきます。
読書は能動的な精神活動の為、ストレス解消や娯楽としては向いていないように感じます。
楽して刺激を求めるならば読書よりも映画が最適なのは想像に容易いと思います。
読書は能動的に情報を取りに行く精神活動です。
だから、ストレス発散や娯楽を目的とした快楽を求めるならば読書は「めんどくさい」、そして「つまらない」になってしまいます。
本は、つまらない。
しかし、楽しいかどうか、「快楽」で判断する別の所に読書の楽しさはあるのではないかと考えます。
本がつまらないと感じてしまうのは、読書について指南する人が周囲にいないからこそだと云えます。
読書の方法もバリエーションが増えれば、読書による効果が高くなります。
記事:リンク↓↓
【読書術】7選 まとめ
次は読書のメリットを説明します。

時間コストを時給(平均年収換算)から割り出してみました。
関連記事:【読書のリターン年収】コストの7~14倍
リターンを効率的に高めるためには、コストを投資して回収できる利益・回収率を考えていきます。
1、本を読むコストはいくらなのか?
読書に関するコスト(失うもの)は本代、読書する時間となります。
本代は目に見えてわかりますが、時間ではいくらの損失が出ているのかわかりません。
代わりに、簡単に所得から計算してみました。
1時間あたりの所得を1,774円(日本人年収の中央値から換算)と仮定して、1時間損失した場合は-1,774円ということとします。
参考:厚生労働省,令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況
そうすると、読書を毎日1時間継続すると年間あたり647,500円の損失が出ていることになります。
本代1500円を1週間に1回購入すると年間あたり78,214円かかります。
読書に関するコストは年間合計で725,714円かかることになります。
諸々仮定として話を勧めてきましたが、毎日読書をすると年間約70万円の損失していることがわかりました。
2、読書によるリターンはいくらなのか?
次は読書と年収の関係性からリターンを考えてみます。
読書を習慣的に読んでいる人の世帯年収は、世帯年収が高いほど読書量は多い傾向にあるというデータがあります。
参考:1ヶ月に最低3冊以上本を読むのは、世帯年収が「1500万以上」の人が最も多く40.5%、略、0冊と回答したのが一番多かったのは「300~500万未満」の人で28.8%となっています。
※この調査データは世帯(ひとつの家庭)の年収となっています。
現代人の読書実態調査,財団法人 出版文化産業振興財団,2009
リターンに繋がっているともいえますが、もちろん読書すれば年収が上がるということではありません。
比較するために最大1500万円と仮定します。
※1500万円に到達するかどうかの変動はリスクになります。
3、コストとリターンを比較
最後にコストとリターンを比較してみると…
日本人の世帯年収の最も多い層が300万~500万未満とした時に、世帯年収が1500万以上と比べれば(差額1000万円)、年間の損失725,714円は小さく感じると考えます。
仮に1日2時間読書をしたとすれば約140万円となります。
年間約70万~140万円の損失で1000万円のリターン(年間の回収率は7倍~14.29倍)があるということになります。
・読書をすることは自己投資と言われていますがお金に換算するとハイリターンとなっていました。
・リターンは7~14倍の可能性があります。
概要:毎日1時間、読書をすると年間70万円近く時間コストがかかっています。だから、良い本じゃないと気付けばすぐに手放してください。その代り、読書にコストをかけた分だけリターンが7~14倍になって帰ってきます。
記事:リンク↓↓
【読書のリターン年収】コストの7~14倍
【読書が習慣になる】読破しない読書

・読書の楽しさは、ハラハラとワクワク。
・人生を豊かにするために読書を通して学ぶ。
・選んだ本につまらない原因がある。
・コストは低いがハイリターンである。
以上、読書についてまとめました。
いかがだったでしょうか?
皆様の良き読書ライフを願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
《参考書籍》

読書という荒野 (NewsPicks Book)
関連記事↓↓
〇読書が最高の自己投資になる理由(お金・スキル・ビジネス創造)と安価な理由
〇【情弱をバカにする】こんな本は気を付けろ
〇多読の効果7選(年100冊読んだ感想と研究データ)
Kindle Unlimitedは月額制の電子書籍の読み放題サービス(200万冊以上)、30日無料体験登録
※ちなみに、Amazonプライムも月500円でキンドル本が読み放題ですが、
正直、Amazonプライムでは読みたい本が少なすぎます。ほどんどKindle Unlimited(月980円)が対象です。
【読書の何が楽しいのか?】つまらなくなる理由と読書のメリット
カテゴリー │読書の意義
更新:2021.10.12

読書は、楽しい!!!
そして、得することが多い!!!
読書しない人にとっては、『何が楽しいのか』理解できないかもしれません。
今回、私が全力で読書の良さと楽しさを伝えたいと思います。
読書家は「なぜ本が好き」なのか?
できるビジネスマンはなぜ本を読むのか?
この2つを徹底分析してみました。
あまり本を読まない人は、本のページを開いてみたくなり、
読書が退屈で仕方ない人は、ためしに本でも読んでみようかな
と思うようになるかもしれません。
せっかく読書をするなら、楽しみながら読書をしたいですよね。
今回は、『なぜ読書がつまらないのか』と『読書のメリット』を紹介していきたいと思います。
【 ブログを書いている人 】
はいた~い、意識レベルラボを運営している“ひで汰”です。資格:理学療法士および協会指定の認定理学療法士(全体の7%)、介護支援専門員(ケアマネ)
プロフィール:35才(8才のエルサ、1才の食いしん坊かいじゅうの親です)。モットーは「見聞を広める」こと。
実績と挫折:〈年間100冊読書家は波乱万丈でも楽しめる:1日30~70万のビジネスチャンスを捨て沖縄から県外へ〉
私の意識レベル:「パワーかフォースか」の意識レベルを測定してみた
このブログは読書術や仕事術について皆様の人生やビジネスワークに役立つ内容を発信しています。
〇読書が最高の自己投資になる理由(お金・スキル・ビジネス創造)と安価な理由
〇【情弱をバカにする】こんな本は気を付けろ
〇多読の効果7選(年100冊読んだ感想と研究データ)
※記事の最後にもリンクがあります。
目次
- 新しい物語に触れたい(ワクワク・ハラハラ)
- マズローの欲求からみる知識欲『読みたい』
- 読書の「楽しい」は快楽ではない
- 読書がつまらない理由(読んでいる本が悪い、読書以外が楽しいから)
- 読書のメリット(お金)と効果
- まとめ
新しい物語に触れたい(ワクワク・ハラハラ)

本を読む理由は2種類に集約されるのではないでしょうか。
理由1.本の内容が楽しいから
理由2.本を読むこと自体にメリットを感じているから
細かくしてみると、
・ 新しい物語や知識に触れたい(ワクワク・ハラハラ)
・現実では体験できない事を頭の中で体験することができる
・興味・わくわくする
・面白い
・まめ知識が知れる
・ハラハラする
・新しい感情を味あわせてくれる
などが挙げられます。
映画と同じではないか?と疑問を持たれる方もいると思います。
確かに「本」と「映画」は同じ体験ができると考えます。
しかし、『読書』から得られる感覚は『想像の世界』であり、すべては無限大です。
だんだんと想像の豊かさは広がってきます。
少し長いですが、引用します。
読書で学べることに比べたら、一人の人間が一生で経験することなど高が知れている。
読書をすることは、実生活では経験できない「別の世界」の経験をし、他者への想像力を磨くことを意味する。
引用:見城徹著,『読書という荒野』,読書を通じて一生で経験できない事を学ぶ,p4
本のページをめくれば、
人の美しさや残酷さ、強さや葛藤、悩みなどが見えてきます。
自分の人生だけでは決して味わうことができない、
豊かな世界が広がっています。
マズローの欲求からみる知識欲『読みたい』

マズローの欲求で第一階層の生存の欲求(衣食住)が満たされると、成長への欲求が現れます。
承認欲求は見かけの成長欲求、承認してもらうために学び成長します。
成長欲求と自己実現は、『自分の為、他人の為』を越えた先に『学ぶこと自体』に楽しみを見いだします。
【 あわせ読み 】
概要:マズローによる欲求の研究では成長(自己実現)するためには低次の欠乏欲求を満たす必要があるとされています。低次の欠乏(欲求)を満たすことは『土作り』です。成長欲求と高次の知識欲を満たしていくことは自己実現のタネを『育む』ことです。育み続けることが『自己実現』です。記事:リンク↓↓
【マズローの欲求】心の自立(魂・意識レベルを上げる成長動機)
自己実現へ導く高次の知識欲【マズローの欲求】
読書の「楽しい」は快楽ではない

読書による「楽しい」は娯楽やメディアのような強い刺激を得るものではありません。
『楽しい=快楽』であれば、きっと読書は『楽しくない』かもしれません。
読書の楽しさは「本の中身(内容)による」と考えます。
『読書』を行為ではなく、『食事』という行為におきかえると分かりやすくなります。
例えば、「食事という行為」自体に楽しさ=快楽はないと思います(例外はあると思いますが)。
食べるご飯が美味しくて幸せを感じたり、外食してみんなで食べるのが楽しかったり、家族団らんで食べるご飯が楽しかったりします。
味の薄い病院食(健康食)を毎日食べていれば、生きるための食事だったとしても、食欲がなくなるのはすぐに理解できると思います。
行為(すること)が楽しいのではなく、味や環境、誰と食べたかなどが影響しています。
なので、読書という行為が『楽しい=快楽』なのではなく、本の中身にある内容が楽しかったり、興味をひかれたり、周囲の環境が『楽しさ』を生み出すということなのです。
本を読んでいる自分に酔いしれることも、たくさん読んだという達成感(優越感)も、一種の「本を読んで良かった」になると思います。
読書がつまらない理由(読んでいる本が悪い、読書以外が楽しいから)

つまらないには「つまらないの理由」があるはずです。これを理解すれば読書が楽しくなると思います。
読書がつまらない理由①:読んでいる本が自分に合っていない
・文章に問題があったり、面白くなかったりする
・難解のため良くわからない
難解=高尚(上品・深い)というわけではありません。
難しいことをわかりやすく表現する方が難しく、読者への配慮があります。
・著者自身がうまく整理できていない
こういう時は、無理に読む必要はありません。
読書がつまらない理由②:なにを読んでいいかわからない
読書の迷子になっている学生がたくさんいます。
全国の中学生・高校生1239人を対象にした読書に関する調査では、読書しない理由は「読みたい本がない、何を読んでいいかわから」が46.9%となっていました。
(引用:現代人の読書実態調査,財団法人 出版文化産業振興財団,2009より)
約2人に1人は自分にあった本が選べていないことが挙げられます。
自分にあった本とは、読む力と本の難易度がマッチしていることや興味が引かれる内容、本を読む目的に合った本の内容であることが挙げられます。
昔の本と比べると、タイトルや本の帯の内容に購買意欲を掻き立てる工夫がされています。
買ったは良いが読んでみるとあまり興味が惹かれなかったことも多くあります。
また、本の内容が知りたいことと違っていたり、字がビッシリ書いていてつまらなくなることもあります。

読書がつまらない理由③:読書よりも楽しいことがあるから
読書よりも楽しいこと
世の中には、読書よりも楽しいことがいっぱいあると思います。
娯楽やゲーム、スポーツ、音楽、お酒、ギャンブルがあり、挙げればきりがないと思います。
これらは、一歩、間違えると中毒性がある刺激になります。
読書から得られる刺激は、「快楽」よりもどちらかと言えば、刺激が弱く自分から文字を追って情報を得なければ先に進みません。
メディアなどは、何もしなくても一方的に頭の中に情報(快楽刺激)が入ってきます。
読書は能動的な精神活動の為、ストレス解消や娯楽としては向いていないように感じます。
楽して刺激を求めるならば読書よりも映画が最適なのは想像に容易いと思います。
読書は能動的に情報を取りに行く精神活動です。
だから、ストレス発散や娯楽を目的とした快楽を求めるならば読書は「めんどくさい」、そして「つまらない」になってしまいます。
本は、つまらない。
しかし、楽しいかどうか、「快楽」で判断する別の所に読書の楽しさはあるのではないかと考えます。
本がつまらないと感じてしまうのは、読書について指南する人が周囲にいないからこそだと云えます。
【 あわせて読みたい 】
概要:これまで読書の方法は、誰かに教わったことはありますか。大勢の人が小学校低学年で教わる“音読と黙読”の段階ではないでしょうか。読書の方法もバリエーションが増えれば、読書による効果が高くなります。
記事:リンク↓↓
【読書術】7選 まとめ
次は読書のメリットを説明します。
読書のメリット(お金)と効果

時間コストを時給(平均年収換算)から割り出してみました。
関連記事:【読書のリターン年収】コストの7~14倍
リターンを効率的に高めるためには、コストを投資して回収できる利益・回収率を考えていきます。
リターンとは:期待される収益(知恵蔵,リターンより)
→読書することによってもたらされる利益ということです。
→目標や目的に対する利益
1、本を読むコストはいくらなのか?
読書に関するコスト(失うもの)は本代、読書する時間となります。
本代は目に見えてわかりますが、時間ではいくらの損失が出ているのかわかりません。
代わりに、簡単に所得から計算してみました。
1時間あたりの所得を1,774円(日本人年収の中央値から換算)と仮定して、1時間損失した場合は-1,774円ということとします。
参考:厚生労働省,令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況
そうすると、読書を毎日1時間継続すると年間あたり647,500円の損失が出ていることになります。
本代1500円を1週間に1回購入すると年間あたり78,214円かかります。
読書に関するコストは年間合計で725,714円かかることになります。
諸々仮定として話を勧めてきましたが、毎日読書をすると年間約70万円の損失していることがわかりました。
2、読書によるリターンはいくらなのか?
次は読書と年収の関係性からリターンを考えてみます。
読書を習慣的に読んでいる人の世帯年収は、世帯年収が高いほど読書量は多い傾向にあるというデータがあります。
参考:1ヶ月に最低3冊以上本を読むのは、世帯年収が「1500万以上」の人が最も多く40.5%、略、0冊と回答したのが一番多かったのは「300~500万未満」の人で28.8%となっています。
※この調査データは世帯(ひとつの家庭)の年収となっています。
現代人の読書実態調査,財団法人 出版文化産業振興財団,2009
リターンに繋がっているともいえますが、もちろん読書すれば年収が上がるということではありません。
比較するために最大1500万円と仮定します。
※1500万円に到達するかどうかの変動はリスクになります。
3、コストとリターンを比較
最後にコストとリターンを比較してみると…
日本人の世帯年収の最も多い層が300万~500万未満とした時に、世帯年収が1500万以上と比べれば(差額1000万円)、年間の損失725,714円は小さく感じると考えます。
仮に1日2時間読書をしたとすれば約140万円となります。
年間約70万~140万円の損失で1000万円のリターン(年間の回収率は7倍~14.29倍)があるということになります。
・読書をすることは自己投資と言われていますがお金に換算するとハイリターンとなっていました。
・リターンは7~14倍の可能性があります。
【 あわせて読みたい 】

記事:リンク↓↓
【読書のリターン年収】コストの7~14倍
【読書が習慣になる】読破しない読書
まとめ

・読書の楽しさは、ハラハラとワクワク。
・人生を豊かにするために読書を通して学ぶ。
・選んだ本につまらない原因がある。
・コストは低いがハイリターンである。
以上、読書についてまとめました。
いかがだったでしょうか?
皆様の良き読書ライフを願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
《参考書籍》
読書という荒野 (NewsPicks Book)
関連記事↓↓
〇読書が最高の自己投資になる理由(お金・スキル・ビジネス創造)と安価な理由
〇【情弱をバカにする】こんな本は気を付けろ
〇多読の効果7選(年100冊読んだ感想と研究データ)
【 電子書籍読み放題 】

※ちなみに、Amazonプライムも月500円でキンドル本が読み放題ですが、
正直、Amazonプライムでは読みたい本が少なすぎます。ほどんどKindle Unlimited(月980円)が対象です。
お金と時間がなくても読書する方法
【読書のリターン年収】コストの7~14倍
【読書が自己投資のワケ】お金14倍・スキル7種・創造大
年間100冊読んだ人生は波乱万丈でも楽しめる:1日30~70万のビジネスチャンスを捨て県外へ(プロフィール)
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【世帯年収1500万以上】読書量が平均より18%高い
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年間100冊読書の感想と【研究実証された効果】
【世帯年収1500万以上】読書量が平均より18%高い
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