【意識レベル解説】ペンは心を動かせるが、暴力は心を動かせない

カテゴリー │意識レベル「パワーかフォースか」を読み解く出版本のちょい見せシリーズ

【意識レベル解説】ペンは心を動かせるが、暴力は心を動かせない





ホーキンズ博士は、「ペンは剣よりも強し」という言葉を用いてパワーとフォースの関係性を表しています。


ポジティブな領域のパワーは心から沸き上がり、ペン(言葉)を用いて表現され創造されます。

しかし、ネガティブな領域のフォースは物質を中心に沸き上がり、剣(暴力)を用いてエゴを表現します。


「ペンは剣よりも強し」という言葉は、政治家・小説家であるエドワード・ブルワー・リットンが戯曲(1839)で用いました。

この言葉の意味するところは、知性や学問の力は暴力に勝るということです。

暴力やパワハラ、威圧感を使って周囲の人の行動をコントロールできたとしても、心は動かせません。
人の心は物ではないため、暴力では染めることはできません。

暴力でコントロールできるのは、形だけのコントロールまでです。




心を繋ぎ止めることができないため、時間が経つにつれて精神が健全な人から去っていきます。

心は、心の声で動きます。
前向きな言葉でも、後ろ向きな言葉でも、心の叫びであればきっと周囲の人の心を動かすことができます。

心が動けば、自分の意志を持って人は動きます。



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意識レベルLabメソッドで読み解く
「パワーか、フォースか」 partⅡ
"社会経済編"


【意識レベル解説】ペンは心を動かせるが、暴力は心を動かせない




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PartⅡ実践編は、いわゆるハウツー的な実践ではありません。
ライフワークや社会活動を意識レベルの観点で解説したのがPartIⅡの内容となっています。

PartIⅡの内容は「経済活動」と「ライフワーク」に分けられます。
合理性と非合理性、思考とイマジネーション、左脳と右脳のようにテーマが混合しています。章ごとに順番で読むことも大切ですが、独断と偏見でPartIⅡを2部構成に分けました。


PartⅡ①:社会経済編 5月発売
第9章:心構え
第10章:政治
第11章:市場
第13章:社会
第16章:成功
※社会経済学とは?


PartⅡ②:ライフワーク編 未定
第12章:スポーツ
第14章:芸術
第15章:才能
第17章:健康
第18章:病気
※自己超越とは?





今回は【PartⅡ①:社会経済編】をちょい見せ!!


―――【この記事のポイント】―――
・パワーは違いを認めフォースは排除する
・真理はフォースを凌駕する(本編にて)
・自分を愛する方法(本編にて)
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読んでくださった皆さまに、心よりお礼申し上げます🙇‍♂️


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意識レベル「パワーか、フォースか」をやさしく解説 PartⅠツール編: PartⅠツール編

▼前作:ちょい見せリンク集▼
リンク集:意識レベル「パワーかフォースか」を読み解くPartⅠ 【記事の一覧】

【意識レベル解説】ペンは心を動かせるが、暴力は心を動かせない





▽▽▽意識レベルをもっと知りたい!!▽▽▽
カテゴリー1:意識レベルって【何?】
カテゴリー2:意識レベルを【考察する!!】
カテゴリー3:意識レベルを上げるための【方法は何?】
カテゴリー4:自分の【意識レベルを知りたい】




【第10章:政治に現れるパワー】の要約

要約

政治においても意識レベルの状態は、意思決定から読み解くことができます。



〇パワー(ポジションな領域)の場合
「命」に対して最大の賛辞があることを訴えています。人は本来、気高さが備わっていて、自由への権利と自己決定を持ち合わせています。自分自身にも、他者にも尊重と尊厳を持って関係性を築くことができます。


〈内面〉
・謙虚
・利他主義
・無知の知を受け入れている


〈行動/外見〉
・真理や宇宙原理を訴えかけている
・多くの場合は、あまり魅惑を感じない
・間違いを素直に認める
・マハトマ・ガンジーやネルソン・マンデラは私欲の塊である支配者に対して無我で対抗した



宇宙原理とは:宇宙には、特別な場所も特別な人も存在しないということ
無我:ここでの無我とは、前の言葉の私欲に対する対義語の意訳のように感じます。つまり、無欲や非自己中心的な態度、民をおもんばかる慈悲の心を表現しているのではないかと考えます。

本質的なポジティブなパワーを持つ人々の言葉は、人の内側にある気高さを呼び起させます。すべての人に備わっている根元“自由、権利、平等、尊厳”などの重要性を証明するために説得したり力説したりすることはありません。

理屈抜きで議論する必要がないからです。

「収容所で毒ガスを撒き人を殺す」ことは、理屈抜きで間違いということは判断できるはずです。

パワーは立証することも証明することもできません。そのため、誤魔化したり正当化(虐殺する正当化)したりする必要性もありません。
命の尊さをめぐって議論することが、無毛な議論と云えるのかもしれません。

そのため、パワーの力を持っている者同士では、防衛したり争ったりする必要がありません。




〇フォース(ネガティブな領域)の場合
排他的で異なる意見を持っている人を排除する行動として現れます。また行き過ぎた愛国精神は軍事力、軍事国家に魅了されてしまいます。


〈内面〉
・傲慢
・利己主義
・私欲により貪る
・無知の知を受け入れられない(すべてを知っているように語る、気取る)


〈行動・外見〉
・独裁政権による弾圧、秘密裏に行う虐殺
・見せかけ偽りだったとしても魅惑的
・間違いを受け入れられず正当化させる


政治でみられる「フォース」の意識は、反対の意見や異なる意見を許容することができないことにあります。フォースによる政治は、フォース(暴力・依存・搾取・破壊)の力でしか維持することはできません。歴史的に見ても、植民地支配、大量虐殺、強制収容や


破滅に向かうネガティブなフォースを持つ人々の言葉は、支持者を集めるための印象操作に努めます。そのために、もっともらしい言葉を用いて核心の無い議論を続けます。




〇パワーとフォースが出会えば自ずとフォースは消滅する
ホーキンズ博士は政治や国家間のトラブルでもパワーとフォースがぶつかれば、最終的にはパワーが勝ると述べています。

前作の『「パワーか、フォースか」をやさしく解説 PartⅠツール編』でも記載していますので引用します。


フォースが必ず負ける理由は、フォース自らが同じフォースを生み出すからです。
つまり、フォースの敵はパワーではなく、他のフォースです。戦いの渦中にいるのは、パワーとフォースの両者ではなく、ふたつの正義をもったフォースでしかありません。
フォースは対立する動きをとり、絶えず消費してしまうためエネルギーが与えられなければなりません。フォースは、判断(断罪)や批判などに注力していますが、本当は自分自身がみじめに感じられるだけです。
そのため、相乗効果・統合・共生という繁栄する考えはなく、勝ち負けの分離(争い)しかありません。
また論理的で議論好きですが、自分に有利な証拠だけを集め自分を正当化させなければなりません。

引用:「パワーか、フォースか」をやさしく解説 PartⅠツール編,第8章:真理を説けるから意識レベルが高いではない



〇フォースに飲まれてしまうパワー
上記では、パワーとフォースがぶつかると自ずとフォースが敗れると説明しています。
しかし、歴史ではフォースが敗れずに生き残った事例もあります。


それが、パワーの精神が時間の経過とともに利己主義な人々に説き伏せられてしまうことです。
つまり、パワーそのものがフォースとなります。しかし、その後は不名誉な汚名や汚職によってフォースの政治家や組織もいつかは衰退していきます。


歴史から読み解くと多くの場合、革命が始まった頃の理念や信念というのはパワーを帯びた「自由、権利、平等、尊厳の根元」から生まれていたはずです。
しかし、声が大きくなり時間が経つにつれて、暴力性が増し破壊的となり罪を与える処刑すら見ものと化し、楽しんでしまいます。
そのような新政府・国家も長くは続くはずもなく、結局は同じ私欲に根差した体制を築いてしまいます。


偉大なリーダーと政治家は、絶対的な誠実さを守り、主義主張を曲げません。



〈ひとことコメント〉
きっと、地味で庶民的で、魅力に欠けた人かもしれません。私欲で動いている人々には認められませんが、誰よりも誠実かもしれません。そのような政治家は敵(私利私欲の人)が多く、孤軍奮闘している可能性があります。

私たちは、政治家を適切に見極めて、支持するべき人は誰かを見つけ出すことこそが、より良い国を作るための一歩だと考えます。




【意識レベル解説】ペンは心を動かせるが、暴力は心を動かせない




違いを受け入れるパワー、違い排除するフォース

要約文からもわかるようにパワーの領域は「言葉」で訴えかけます。しかし、フォースの領域は「圧力」で外界をコントロールしようとしています。

パワーの働きは開放することにあり、フォースの働きは閉塞させることにあります。

宇宙の視点に立てば、パワーもフォースも表裏一体であり、良いも悪いもありません。

呼吸のように、息を吸い、息を吐くのと同じように違いに良い悪いはありません。

しかし、地球上で人類が築き上げた文明と社会の中で生きている限り、他者との関係性は切っても切り離せません。持続的な生存と共存を望むならパワーで生き、反対に滅亡と全滅を望むならフォースに生きるだけです。

もし、読者であるあなたがこの世界を作るとするなら、どちらの世界を望みますか?

それが、あなたが向かう先になります。

望みたい方向と逆の方へと歩くと、生きる意味を見失います。


興味深いことは、パワーは魅惑的ではなく、フォースは魅惑的だということです。



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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました🙇‍♀️
引き続き、ちょい見せをUPしていきます!!


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【 意識レベルのまとめ 】
概要:
・意識レベルは「意識のエネルギー」
・人には善と悪が共存している
・善も悪も知ることができれば悩みは消える

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あなたの意識レベルを上げて魂の苦悩が解消される方法
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