日本では、古来より天皇・朝廷を
【日本の長】として、周囲の者が政治を行ってきました。
幕府ができるころには、
公家・貴族に代わり武士が実権を握り、
国を動かします。
鎌倉幕府
室町幕府
江戸幕府
※幕府とは、武士が政治を行う場所や、その政治集団、または武家政権そのものを指します。
幕府は、倒し倒されて新しくなってきました。
そして、江戸幕府末期(いわゆる幕末)には、
明治維新(徳川さんが政治を動かす権利を天皇に返した)を迎えます。
しかし、
明治以降も、政治の中心は変わらず江戸東京にあります。
国会議事堂のある永田町ですね。
民主主義となることで
武士の政治から民の政治へと移行しました。
すべては、
取って代わっただけということです。
そして、
天皇という中心は「象徴」でしかありません。
実は、日本人の精神というのは、この形が根源にあります。
日本人の心の真ん中は何もない「からっぽ」ということを提唱したのは、
集合意識を提唱した精神科医ユングを日本で広めた
"河合隼雄"先生です。
皆さんも、一度は「夢占い」という言葉を聞いたことはあると思います。
夢占いに繋がった、夢分析を突き詰めた人です。
仏教では「空」と提唱されています。
同じように河合隼雄先生は日本人の真ん中に「中空構造」となっていると言いました。
真ん中は「からっぽ」であり、それは日本神話からも読み解くことができるとのこと(河合隼雄氏)。
日本神話にも主人公はおらず、フォーカスされている神様も話が進むにつれて変わっていきます。
そんな、内容をアルクトゥルスの魂では解説しています。
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アルクトゥルスの魂
早速ではございますが、
今日もちょい見せのブログ記事です。
【アルクトゥルスの魂が望む〈わたし〉を生きる方法】
~ 魂の開放:オメガからアルファを超えてゼロへ~
▼ココから読むことができます▼
アルクトゥルスの魂
この本は多くの人に読んで欲しいという感じの本ではありません。
なので、3日に1記事のペースでちょい見せネタバレ記事を書いていきます。
一応、大衆ウケしやすい本ではなく、少数の人に向けて書いた内容です。
アルクトゥルス人でなくても、参考になると思います。
この本を読んでいて
ビビッときたら精神・魂のレベルが高いかもしれません。
面白い見方があるな~くらいに読んでいただけたら幸いです。
この本のキーワードは…
・ゼロポイントフィールド
・中庸
・ノンジャッジ、非2元
・3つの精神
・3つのアセンション
《3つの精神》
・アルファの精神:私利私欲が中心
・オメガの精神:みんな・全体が中心
・ゼロの精神:魂が中心
《3つのアセンション》
・本能のアセンション
・精神のアセンション
・魂のアセンション
第8章から一部ちょい見せです。
第8章:アルクトゥルス人の使命と不完全燃焼
本当は自分らしさなんてない!!真ん中にあるのは「空」
私はよく「自分らしさ」や「ありのままの自分」という表現を使います。
知識の深い方はご存知の方もいるかもしれません。
本当はどちらもありません。便宜上、そのように表現しています。
自分らしさの探求は玉ねぎの皮を剥くようなものであり、真ん中には「空」しかありません。
例えば、ファンタジーの中であなたが作る世界観と国があるとします。その中心にあるお城の玉座に座っている王様が「ありのままの自分」です。
しかし、この王座には、「私(あなた)」という意識は座っていません。
いつでも不在であり、その周りの家臣(潜在意識・エゴ)が王様が居るかのように振る舞い政治を行い、民(表層意識・あなた)をコントロールしたり、欺いたりしています。
これが、心を可視化したイメージです。
つまり、民であるあなたが城を明け渡すよう、王に対して反乱を起こしても何も代わりません。元々、王はいません。王の側近である家臣に取って代わるだけです。
あなたという意識そのものがエゴに取って変わるだけで結局は、何も変わりません。
ただし、このときにパーソナリティー(人格)が変わり世界観が変わります。反乱と革命に成功したあなたが今度はあなたの国(心)と世界観を作りあげていきます。
なーんだ、結局はイタチごっこじゃん!!って思いますよね。しかし、それで良いんです。
私たちは常に変わることができるということであり、逆に堕ちれば取って変わられるという危機感を持つことができます。
その過程で、私たちは成長することができるのです。
何度も何度も、サナギから抜け出し飛び立つのです。
そして、本当に大切なことは王不在の玉座があり続けるということです。
この玉座は、本当に不在だと思いますでしょうか?
いいえ。この玉座には不特定多数が腰を卸します。
魂が座ったり、神が降りてきたりします。
もちろん、興味関心ごとや私利私欲が強引に居座ったりします。
言いたいことが何となく伝わりますでしょうか?
「あなた」という意識そのものです。
もとい…
あなたが向ける意識の対象です。
つまり、世界のすべてであり、融通無碍です。
玉ねぎの皮のように最後まで向いても空(空虚)しかありません。しかし、ただ空っぽなのではなく、そこにはすべてがあって、すべてになり得るのです。
入れ替え可能な王(意識を向ける対象)と、王座があります。
それが、中庸であり真ん中にあるのは空という、「これ」と固定されることのない開かれた自由です。
~略(本編にて)~
《アルクトゥルス人が不完全燃焼するとき》
真ん中には、何も無く空があるのみだとお伝えしました。そして、その王座に色んな「何か」が座りますが、アルクトゥルス人は特に魂を座らせる必要があります。
アルクトゥルス人は自分の使命や役割を見いだせず不完全燃焼のままでは、どのスターシードよりも虚しさを感じるようです。
これは、エゴからくる「貢献したい、活躍したい、成功したい」ではなく、魂そのものが計画を達成することを強く望んでいるからです。
この使命や役割を通して私たちは魂を磨きステージを上げていくのかもしれません。
結局は、誰かのためではなく「魂の成長のため」なのかもしれません。
※続きは本編にて
次の記事は、ラスト!!!!
あとがき:謝辞と伝えたいことについてのちょい見せをUPしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【アルクトゥルスの魂が望む〈わたし〉を生きる方法】
~ 魂の開放:オメガからアルファを超えてゼロへ~
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